昨日、カツオ釣りに行きました。
荒稼ぎ漁師のTVやら、何やら、影響を受け、急にもう一度挑戦したくなりました。
前回失敗しましたが、地元の漁師さんに聞いた話がすごくしっくりいき、妄想では、エビングと完全ふかせで、クーラー満タン!
これを思いついた前日、妄想とタックルの準備で寝不足になりました。

朝一は、エビングから。
遠く沖縄に発生した台風の影響でうねりがありましたが、朝のうちは凪でした。
1流し目からアタリ!
しかし、掛からない。
疑似の先っぽが盗られるだけ。
そのうち、ジグごと盗られました。
鰆かなあと思いましたが、今思えばビンタやったかも…。
エビング用の天秤を着けて再戦。
しかし、極端にアタリが減りました。
次回はリーダーの先にワイヤーかな?
そのうち、目の前で派手にナブラがありました。
近くにいた漁船の無線から、「鰯を追いかけてるので、食う気がせん!」とのこと。
エビングがダメなので、オキアミに変えましたが、無線の言うとおりダメ!
相変わらず、目の前が騒がしい。
エンジンを切っているので、自船がよい浮遊物化しているようです。
ベイトは、鰯ではなくサヨリかな?
そう言えば、前回明石の釣行でマグロ用に入れた、D社ドラドスライダーがあったっけ。
で、早速SET。
ナブラに打ち込みましたが、ノーバイト。
あれ???
アホなことに、TVの見よう見まねでポッパーの誘いをしておりました。
見えるところで曳いて、ドラドスライダーがペンシルベイト?だと初めて知りました。
ただ巻きすると、HIT。
横走り。

ビンタGET!

そこから、ナブラ待ち。
しかし、急にナブラはなくなりました。
活性を上げるため、ナブラがないのにキャスティング。
すると…

シーラは私と同じベイト待ち伏せタイプみたいです。
最初のは大きすぎて、タモに入らずナチュラルリリース。
3連続GETも唯一のルアーをロストするのが嫌でキャストするのをやめました。
しばらくすると、乗合船の船頭さんが大声で、シーラの下にカツオが見える!と言った矢先、客がHIT&バラシ。
私も、キャスティング、エビングタックルを直して、完全ふかせ1本にしました。
ちょっとマル秘テクニックで流していると…
じゃ~

仕掛けと撒き餌は同調しているようです。
ジャ~~~~~~。
これは、もしかして?

遂に、カツオGET!
完全ふかせだから最後まで巻けるので、手袋が要りません。
サイズは、そこそこだったけど、10分ほど掛けました。
食いが悪いという情報だったので2ランクハリスを細くしておりました。
カツオの処理中、ジャ~~~~~~~~~~~~
糸が60m一気に出ました。
さっきと物が違う。
さっきのやり取りで、船が集まってきていたので、操船で船団から離れ、やっとゆっくりやりとりできると思った瞬間プッ!
ハリス切れでした。
多分、ビンタのお兄さんで針を飲まれていたのでしょう。
いずれ、切れていたパターン。
眠り針だとオキアミが付けにくいし、これは難しい問題です。
地合は一瞬。
ベイトを見失った魚が次にオキアミに着き、腹いっぱいになったら食い止むというパターンかな?
ウスバハギやソーダの餌取りが急に集まり、本命に餌が届かず、このあとは、シーーーン。
でも、今回周りも釣れてなかったし、一応1匹釣ったし、完全ふかせ流し免許皆伝と言っていいでしょう。

南紀ではよく釣れるトビウオ、一応KEEP。
何だか、少し頭が重い。

どうやら、うねり+風+潮流に揺られて軽度の船酔いになったみたいです。
風が少し出てきて入道雲がよく目につくようになりました。
10時にSTOP FISHING。
このあと、風が強くなり、しまいには豪雨になったので、ええタイミングでした。

トビウオの腹はラードでいっぱいで、刺身が楽しみ!

終盤の食い渋り中、この釣果なら及第点かな?
完全ふかせ流しが分かったのが大収穫。
このポイントにカツオが着くのは数年に1度らしいですが、来年は本流でやってみたいもんです。
しかし、残念なことが…
カツオに脂がありません!
ビンタの方が断然美味しかったです。
トビウオはまあまあといったところです。
食べるならオキアミに慣れてない初期に行くべきですね。
あとは、あたるけど掛からないエビングを何とかしたいです。
深海の時のリレー釣りなどでも、今回の釣りは生かせそうだし、とにかく良い経験になりました。
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