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2015年3月 2日 (月)

ビーム角について

50KHZの魚探で一度も反応を捉えられなかったので、それを確かめるのが今回の目的でした。

1_2

この水深はよく考えれば、200KHZでやってたのを忘れ、いつもと違うなあ?と首をひねっておりました。

Dscn0182

画面上の水深と表示される水深の差が上は40m、下は10m。

上は、何らかの地形的変化があるのでしょうが、ぼやけて分かりません。

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200KHZと50KHZの分割画面。

底質は泥。

50KHZの底の厚みが相当あります。

これは、50KHZのビーム角が広いのが原因していると考えられます。

200KHZが10度、50KHZが40度。

三角関数tan20°=0.94

【水深÷(1-tan20°)】×2が一番遠いビームとの誤差。(50KHZ)

一番遠いビームは200mで25.5m、500mで60m深く表示されます。

底質が柔らかいほど、ビームが内部に吸収されたり、もう少し入り込んだところで、反射したりして更に誤差は広がります。

この誤差が、底の深さとして表されるとすれば、大体計算と一致します。

もう一つ!

半径1mの円周と2mの円周では、半径2mが4倍の長さ、ならば…。

発射したビームが全部帰ってくるとすれば、遠いビームの個数は近いビームの個数に2乗に比例して強く表れるはず。

真下を反射したビームが一番少ないので、底の反応の一番上が本当の水深を表しているんじゃないかと思います。

500m以上の水深

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Dscn0198


上の方が反応が多いです。

ここに何らかの変化があり、ここがポイントになるのは分かるのですが、アコウダイを釣ろうと思うと、細かな起伏が分からないとダメ!

ロランスでは見えたんです!

Dscf25641


同じポイントですが、画像が大違い!

たしかに起伏が見えていますし、底がぼやけてない!

これは、どうして?

思うに、ロランスは、発射したある一定数のビームを感知したら、その水深を底と判断し、前後の反応は無視。

ひたすら、その水深近辺の反応だけを追いかけるシステムになっているようです。

だから、急に中層に反応が出ると、それを底と判断し、底を表さないし、すぐにフリーズする。

はまったときのロランスは抜群の画像です。

でも、600Wじゃ、ほとんど使い物にならないので、1KWを今年買う予定でしたが…。

どうせ買うなら、チャープ、チャープならガーミンとなって今に至っています。

ガーミンは、このビーム角ならごく当然の魚探の反応。

黄色の部分は、多分マリンスノーみたいな塵が反応しているのでしょう。

パワーはすでに500Wでも十分!

あとは、ビーム角の問題です。

50khzでビーム角の狭いタイプは、1KWの高いものばかり…

今、手持ちでHONDEXの120KHZの振動子があるので、これを使ってみようかな?

だんだん、更にマニアックな内容ですいません!

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