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2015年12月25日 (金)

魚探の振動子GT-23M TM

ガーミンの魚探に買い替えて、まだ1年足らず。

じゃじゃ馬の魚探もようやく手の内に入れようとしておりますが…。

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こんな風に、深海でもフィッシュマークが出れば、もっと釣れるようになるのですが…

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水深は秘密ですが、概ね200m近い水深。

途中の反応なら、こうやってフィッシュマークが出るんです。

(今までのロランスならこんな反応が出るとフリーズしていたでしょう。)

フルノのフィッシュマークは100mまでですが、300m附近でもこんな反応が出ます。

これは、中層に居る鰯を追いかける魚が映っていると思われます。

底附近は200Khzはぼやけていますが、底附近に何やら反応が出ています。

スルハルにしたGT-21(600W)の振動子の感度が落ちたので、トランサムマウント仕様のGT-20(500W)にしています。

1枚の振動子で200khzと77khzの音波両方出しています。

今思えば、単独より少しパワーダウンしているかもしれませんが、まあまあの深さまで映ります。

77khzでもフィッシュマークが出ますが、底の反応はまるで分かりません。

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近くに崖があるポイント。

200khzは限界ギリギリのため反応が捉えられません。(インナーハルGT-21・600W)

50は200で映す水深の所が一番濃くなって尾引きが長くなっています。

50khzでビームの角度40度、200で10度。

周波数を低くするとパワーは上がるが、ビームの角度が広がり、精度が落ち、更に尾引きが長くなって底の形状底附近の反応が分かりません。

日本の魚探は深海では50khzや40、もっと低い周波数で、デッカイ振動子でやっていますが、同じ現象が起こっています。

アメリカのAIRMARの振動子にはナロータイプの振動子があり、50khzでもビームの角度10度というのが存在します。

まず電気的にビーム角を狭くし、更に50khzの振動子を1つではなく9個ぐらいの小さな振動子にしてビームが広がらないような構造にしています。

更にブロードバンド、更にそれを進化させたチャープによって小さい振動子でも深い深度が映せるようになり、GT-21では200khzで300m映ります。

そんな理由で、ロランス~ガーミンへとアメリカの魚探を買うに至りました。

とりあえず、明日艤装でGT-21をインナーハルからトランサムに戻します。

そして、次期主力振動子は…

Cflg


GT-23M(ガーミン製)

チャープ振動子で80~160khz、ビームの角度13~24度(600W)。

実は、ロランスもガーミンも付属の振動子は、通常使用の周波数ではほとんどがチャープではなくブロードバンドです。

ガーミンはダウンスキャンのみチャープ。

200や50khzのチャープを着けるとなるとあの高価なAIRMARの振動子を買う必要がありました。

このGT23Mは、通常の周波数帯もチャープです。

周波数は自由に設定できるそうで160khzなら13度、80khzなら24度と言うことになりますが、ほんとにこんな便利にできてるの?

測探能力もGT-21の1500ftに対して1800ftで値段もお手頃になりそう。

2016年バージョンなので、昨年のGT-21と同じ時期の発売になるのかな?

心待ちにしております。

実は、密かに高価なAIRMARの1KW振動子を購入するつもりで、コツコツお金を貯めておりました。

浮いた分、電動リールを買おうかな?

シマノの新製品、明日にでも発表します。

でも、終いにAIRMARも買うことになりそうで、やっぱり、買うのはやめようかな?

ここまで超マニアックな内容を読んでくれたみなさん、ありがとうございます。

まだまだ続きがあるので、いつかまた…。

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コメント

新年おめでとうございます。当ブログ2回目のコメントとなります。半年後くらいになりますが、ガーミン購入検討中です。非常に参考になる記事、楽しみにしております。

投稿: fujiko | 2016年1月 3日 (日) 14時32分

明けましておめでとうございます。
Fujikoさん、ガーミン絶対いいですよ!
どんどん進化しています。
釣れる魚探だし、いじって楽しい魚探ですよ。

投稿: ロシナンテ | 2016年1月 3日 (日) 21時52分

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