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2016年4月 6日 (水)

GT15で見るチャープのメリット①

今日は昨日の分の仕事もしたので、ここ1年で一番忙しい1日だったかもしれません。

さて、やっと手に入れたチャープ振動子のファーストインプレッション。

チャープ魚探として買ったはずの魚探が実は通常魚探はブロードバンドで、ダウンスキャンのみチャープ。

通常魚探でチャープにしようと思うと高額な振動子を買う必要があったのですが、今回のGT-15、GT-23は、安価なチャープ振動子。

http://bottomhaus.com/shopdetail/000000001508/ct743/page3/recommend/

20160404_0821_01


初期値は135KHZと80KHZでしたが、私は160KHZを追加して、後半は主にこれを使用しました。

一番低いのは多分80KHZで一番高い設定は160KHZです。

ガーミンのカタログ値は85-165でしたが、これは誤りでGT-23と同じ80-160KHZだと思います。

画面一番上の「チャープ」は多分80~160KHZ全部を振り幅にした発振だと思います。

何だか、尾引きが長くて、イマイチの気がしたので、すぐにやめました。

スクリーンショットを撮ればよかったですね。

マルチスクリーンで一度に違う周波数が見られるということですが、暇なとき相当いじりましたが、現行のソフトでは駄目だと思います。

さて、じゃあ「80~160KHZをスイングしても効果がないならチャープは何が違うの?」ということですが…

とにかく、映像がとても緻密です。

よく魚探の解説で見かける三日月型を何度も目撃しました。

また、濃いベイトの反応の中でもしっかりFISHマークが出て、どこにベイトフィッシュが居るかが分かり易かったです。

三日月もこれも、スクリーンショットで撮ればよかったですが、こんな時はチャンスなので、スクリーンショットのボタンが押せません。

160KHZであるのにブロードバンドの200KHZよりも緻密な映像が見られました。

これは、ふり幅の問題ではなく、チャープがどの周波数でも出力が下がらないメリットによるものであると思われます。

ブロードバンドは、通常の振動子を使って発振するため、200KHZの発振から少しずつ周波数を変える時に出力が極端に下がる弱点があるようです。

チャープはこの弱点を解消するシステムになっているのではないかと思います。

だから、より深い場所まで音波が届く深海でこそ真価が発揮されるはず…。

80や160KHZでどこまで届くのか、興味深いところです。

一部のメーカーで、通常振動子のままふり幅だけを大きくして、チャープ振動子として流用していますが、多分チャープのメリットがほとんどなく深場では映りにくい魚探でえらい目にあいます。

Kimg0869


本来、GT-15はインナーハル用の振動子で、多分同じチャープ振動子を持つ後発のGT-23のトランサムタイプの方がダウンスキャンもついて同じような値段なのでそちらの方が良いと思います。

ただし、インナーハルにする場合は、ほぼどんな角度でも取り付けられるプラスティックのカバーが数種類付属しています。

今回苦労して取り付けたおかげで、高速でも良く映りました。

20160405_1443_00


あとは、深海で試すのみ!

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コメント

ロシナンテさん
昨日出ました。
やっと、桜ダイが釣れましたが、2匹は既に産卵後でした。
もう桜ダイも終盤ですねえ。
昨日の釣果はアジ3、小さい真鯛3でした。

投稿: 白影 | 2016年4月 7日 (木) 06時23分

白影さん、
この時期にアジまで釣るとは、凄いですね。
産卵後?
えらい早産ですね。
今年は水温が高いからでしょうか?

投稿: ロシナンテ | 2016年4月 7日 (木) 20時59分

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