GT15M-IH
振動子GT15M-IHは、ガーミンのオリジナル振動子。
周波数は85Khz~165Khz、ビームの角度は13~24度のチャープ式の振動子。
インナーハル用に設計されたモデル。
私はこの振動子を深海中心に使いたいので、敢えてインナーハルにせず、トランサムに外付けにしました。
2回前の設定では、80~160Khzまでは自由に設定できたので、多分カタログが間違っていると思われます。
まず、一番高い周波数160Khzの限界点をチェック。
多分、水深300mを越えたあたりです。
これは、チャープ、多分80~160Khz全部を発信していると思われます。
スクリーンショットより実際はもっと映像が緻密です。
いい感じに映っているように見えますが…
これで288mとはこれ如何に?
160Khzで見ると一目瞭然。
160Khzは映像が荒くなっていますが、底と反応がきっちり分離できています。
250m~底まで何かが映っていますね。
ブロードバンドのGT-21の200khzでは…
330mでもしっかり映ってこちらの方がビーム角10度と狭く、より根付の反応を正確にとらえることができます。
ただしGT-21の200khzでは、この水深が限界点なので、ここから先の水深ではGT-15の出番となるはずですが、水深350~450mの釣りってどんな魚を釣ればいいのでしょう?
金目鯛なんでしょうか?
GT-15の限界点は…
目一杯感度を上げ、80khzで波のない状態で570mまで映りました。
実用は500m程でしょうか?
GT21よりは起伏の差が読みとりやすいように思います。
上の画像の左はエコー伸長を最長、真中がOFF、少し右が-8、一番右が最短。
この操作で少し見え方が違いますが、-3ぐらいが一番見やすいと思います。
80khzではなくチャープ発振にすると映りません。
深いところは最も周波数が短い80khzが映ります。
GT21はもっと鮮明に深いところまで映りますが、ビームの角度が40度、こちらは23度。
条件が良ければ、GT15の方が起伏の状態が分かり易そうです。
深海釣りに関し、現状ではGT-21の方が良さそうに思いますが、もっと使いこなしてみないとどうか分かりません。
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コメント
すごいデーターですね。ありがとうございます。600wで570mって思った以上にいいですね。B75Mを超えてる感じですね。値段は4万円だからコスパは最高ですね。
投稿: 金城 | 2016年4月12日 (火) 07時56分
ご無沙汰しております!
CHIRPよさそうですね♪
何時の日か思い切って1kwに行くか迷ってましたが15か23で十分事足りそうですね。
投稿: あごひげ丸 | 2016年4月13日 (水) 10時38分
金城さん、
そうですか…。
GT-21が凄かったので、もっと期待していたのですが。
深いところまで映すにはコツがありまして…
レンジを手動にして、感度目一杯で、映るようになりました。
映りにくいロランスでやっていたおかげですわ。
B75よりは良いのかもしれませんね。
投稿: ロシナンテ | 2016年4月13日 (水) 21時32分
あごひげ丸さん、お久しぶりです。
GT15はGT21の苦手な水深をカバーする振動子かもしれません。
でも、やっぱりB260が良いような気がしますが、取り付けるには大きすぎるし、とにかく、これでできる釣りをしばらくしようと思います。
投稿: ロシナンテ | 2016年4月13日 (水) 21時35分
こんだけ振動子選べるのは結構贅沢な悩みですね。
600wで行くなら、GT21とGT15があればほぼ行けそうですね。
しかし、パルス伸張やカラーゲインの使いこなしは素晴らしいですね。振動子は一眼レフのレンズにあたるものですね。被写体によってレンズを変えて使う感じですね。
投稿: 金城 | 2016年4月14日 (木) 05時28分
金城さん、
一眼レフですか?
色々釣りをすると、魚探をいじるとより楽しくなりますね。
しばらく、この2つの振動子で楽しみたいと思います。
投稿: ロシナンテ | 2016年4月15日 (金) 07時01分