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2016年4月11日 (月)

GT15M-IH

振動子GT15M-IHは、ガーミンのオリジナル振動子。

周波数は85Khz~165Khz、ビームの角度は13~24度のチャープ式の振動子。

インナーハル用に設計されたモデル。

1_000000001508


私はこの振動子を深海中心に使いたいので、敢えてインナーハルにせず、トランサムに外付けにしました。

2回前の設定では、80~160Khzまでは自由に設定できたので、多分カタログが間違っていると思われます。

まず、一番高い周波数160Khzの限界点をチェック。

多分、水深300mを越えたあたりです。

20160409_0920_00_3


これは、チャープ、多分80~160Khz全部を発信していると思われます。

スクリーンショットより実際はもっと映像が緻密です。

いい感じに映っているように見えますが…

これで288mとはこれ如何に?

160Khzで見ると一目瞭然。

20160408_0856_00


160Khzは映像が荒くなっていますが、底と反応がきっちり分離できています。

250m~底まで何かが映っていますね。

ブロードバンドのGT-21の200khzでは…

20160110_1304_00_2


330mでもしっかり映ってこちらの方がビーム角10度と狭く、より根付の反応を正確にとらえることができます。

ただしGT-21の200khzでは、この水深が限界点なので、ここから先の水深ではGT-15の出番となるはずですが、水深350~450mの釣りってどんな魚を釣ればいいのでしょう?

金目鯛なんでしょうか?

GT-15の限界点は…

20160409_0958_00


目一杯感度を上げ、80khzで波のない状態で570mまで映りました。

実用は500m程でしょうか?

GT21よりは起伏の差が読みとりやすいように思います。

上の画像の左はエコー伸長を最長、真中がOFF、少し右が-8、一番右が最短。

この操作で少し見え方が違いますが、-3ぐらいが一番見やすいと思います。

80khzではなくチャープ発振にすると映りません。

深いところは最も周波数が短い80khzが映ります。

GT21はもっと鮮明に深いところまで映りますが、ビームの角度が40度、こちらは23度。

条件が良ければ、GT15の方が起伏の状態が分かり易そうです。

深海釣りに関し、現状ではGT-21の方が良さそうに思いますが、もっと使いこなしてみないとどうか分かりません。

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コメント

すごいデーターですね。ありがとうございます。600wで570mって思った以上にいいですね。B75Mを超えてる感じですね。値段は4万円だからコスパは最高ですね。

投稿: 金城 | 2016年4月12日 (火) 07時56分

ご無沙汰しております!
CHIRPよさそうですね♪
何時の日か思い切って1kwに行くか迷ってましたが15か23で十分事足りそうですね。

投稿: あごひげ丸 | 2016年4月13日 (水) 10時38分

金城さん、
そうですか…。
GT-21が凄かったので、もっと期待していたのですが。
深いところまで映すにはコツがありまして…
レンジを手動にして、感度目一杯で、映るようになりました。
映りにくいロランスでやっていたおかげですわ。
B75よりは良いのかもしれませんね。

投稿: ロシナンテ | 2016年4月13日 (水) 21時32分

あごひげ丸さん、お久しぶりです。
GT15はGT21の苦手な水深をカバーする振動子かもしれません。
でも、やっぱりB260が良いような気がしますが、取り付けるには大きすぎるし、とにかく、これでできる釣りをしばらくしようと思います。

投稿: ロシナンテ | 2016年4月13日 (水) 21時35分

こんだけ振動子選べるのは結構贅沢な悩みですね。
600wで行くなら、GT21とGT15があればほぼ行けそうですね。
しかし、パルス伸張やカラーゲインの使いこなしは素晴らしいですね。振動子は一眼レフのレンズにあたるものですね。被写体によってレンズを変えて使う感じですね。

投稿: 金城 | 2016年4月14日 (木) 05時28分

金城さん、
一眼レフですか?
色々釣りをすると、魚探をいじるとより楽しくなりますね。
しばらく、この2つの振動子で楽しみたいと思います。

投稿: ロシナンテ | 2016年4月15日 (金) 07時01分

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