自作ベアリング親子サルカン
雪崩で高校生死亡のNEWS。
自然の怖さを思い知らされましたが、これを強行したことに無理はなかったかどうかですね。
どうしても、一旦立てた計画と言うものは、組織が大きいと変更が利かない。
なぜか、新田次郎の小説「孤高の人」を思い出しました。
無謀とも思える速さで単独で日本アルプスを踏破した加藤が、最後に一度だけ他人と一緒に登山したら遭難して亡くなった、というものです。
それぞれが、危険を感じていたとしても、判断力が鈍って、変更できなかったのでは…。
注文したベアリングサルカン(スプリットリング付)と、ついでに買ったアカムツ針が届きました。
ベアリングサルカンは、溶接リングの方が強度も強そうだけど、ある理由があってこちらにしました。
こちらの方が安いこともありますが…
スプリットリングを外して、親子サルカンにしました。
ベアリングサルカン1個70円を2個使って140円の親子サルカン。
企画倒れで終わった、普通サルカンを組み合わせて作った親子サルカン80円。
ハリス側のテンションはそんなに掛からないのでこれで十分?
これだと、通常のばら売りの親子サルカン並みのコストで済みます。
もし、10本針しかけをロストすると親子サルカンの被害額Wベアリングで1400円、これだと800円。
多分、こちらになるでしょう。
市販されている仕掛けでベアリング仕様はあまり聞いたことがないので、自作ならではです。
船釣りの深海釣りでは、ほぼ使い捨てで使うので、投入分持って行くか、1回目の投入中に2回目分を補修するかの使い方です。
単独釣行だと自分のタイミングでできるので、まあ予備の予備3つあれば十分です。
鯛の高道具やイカのスッテなど、胴付き仕掛けが多い私のボートは、胴付き釣りに特化した艤装が施されているため手返しよく釣りができます。
この親子サルカン作り、少しコツを掴むと1組1分でできますが、慣れるまでが中々です。
サルカンの上下どちらのスプリットリングを外すかが重要です。
ちょっと暇人しかできない作業かもしれないですね。
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