東電が信用できない
処理水?の問題について…
主に経済産業省の資料を参考に考えてみました。
https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/shirou_alps.html
・トリチウムについて
水素原子に近くトリチウム=水素原子+中性子2個で、半減期は12.3年の放射性物質でヘリウムに変化する
自然界でも宇宙船などの影響で発生し、雨水などでも若干含まれており、WHOで定められた飲み水として許容されるトリチウムは1万ベクレル/L
核実験が盛んな頃にはかなりの量のトリチウムが雨水に含まれていたらしい
各国の原発の排水/排気からも年間数兆ベクレルのトリチウムが放出されている
今回、排出されるトリチウムは薄めて1500ベクレル/LとWHOの基準より更に薄い。
結論
処理された汚染水が本当に言われる通りのものであるなら人体や自然界への影響は許容範囲なのではないかと思われます。
排出量も環境に影響がない程度の量を維持するため30年という長いスパンで排出すると推測されます。
・問題はトリチウムではありません
原子力建屋内の汚染水が地下水によってどんどん増えるので、ALPSという放射性物質を除去する装置によって浄化されます。
下図のように、トリチウムについては極めて水分子と似ており除去することが困難で処理水=トリチウムというイメージになっていますが…
実は、処理水の中にはALPSでは除去できなかったセシウムやヨウ素などの有害な放射性物質が微量ながら含まれています
このALPSも、IAEAが監査をしてALPSは長期的にも安全性が認められるとしているのですが、これをどこまで信頼するかですね。
昔、三菱自動車が散々不正で叩かれたにも関わらず燃費のテストをごまかしたことがありました。
東電も不利な出来事は隠蔽したり報告が遅れたりする企業体質
提出しているDATAが嘘ではないが自動車の燃費DATAのように有利なDATAがでるよう頑張った値になっている可能性もあります。
ALPSだって途中で性能が落ちるかもしれないし…
処理水にセシウムなどの有害放射性物質の除去レベルが初期値でキープし続けられるかが問題。
もしも、アラートが発生してセシウムなどが混じったとして東電が隠蔽しないで排出をやめることができるかどうか?
私の中では東電の信頼性はゼロに近い
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